「ネットショップを始めたいけど、どのサービスを使えばいい?」「Shopifyって聞いたことあるけど、実際どうなの?」「プログラミングができなくても作れる?」
Shopify(ショッピファイ)は、世界175カ国以上で利用されているECプラットフォームです。コーディング不要でプロ品質のネットショップを構築でき、初心者から大企業まで幅広く利用されています。
本記事では、Shopifyでネットショップを開設する方法を、ステップバイステップで解説します。
Shopifyとは
Shopifyの特徴
Shopify(ショッピファイ)は、カナダ発のECプラットフォームです。2006年に設立され、現在は世界中で数百万のショップが利用しています。
主な特徴:
- ノーコードでショップ構築可能
- 豊富なデザインテンプレート
- 多言語・多通貨対応
- 強力な在庫管理機能
- 豊富なアプリ(拡張機能)
- 24時間サポート(英語)
料金プラン
| プラン | 月額料金 | 主な機能 |
|---|---|---|
| ベーシック | $33(約5,000円) | 基本機能、スタッフアカウント2名 |
| スタンダード | $92(約14,000円) | レポート機能強化、スタッフ5名 |
| プレミアム | $399(約60,000円) | 高度なレポート、スタッフ15名 |
※14日間の無料トライアルあり
Shopifyが向いているケース
おすすめのケース:
- 本格的なECサイトを構築したい
- 海外販売(越境EC)を検討している
- 将来的な拡張性を重視
- デザインにこだわりたい
- 複数の販売チャネルを連携したい
他のサービスを検討すべきケース:
- 月額費用を抑えたい(→BASE、STORES)
- 日本語サポートを重視(→カラーミーショップ)
- モール型で集客力を求める(→楽天市場、Amazon)
ショップ開設の手順
Step 1: アカウント作成
- Shopify公式サイトにアクセス
- 「無料体験をはじめる」をクリック
- メールアドレスを入力
- パスワードを設定
- ストア名を入力
ストア名のポイント:
- ブランド名と一致させる
- 覚えやすく、入力しやすい名前
- 後から変更可能
Step 2: 基本情報の設定
管理画面にログイン後、以下の情報を設定します。
設定項目:
- ストア名
- 住所(特定商取引法表示用)
- メールアドレス
- 電話番号
- タイムゾーン(Asia/Tokyo)
- 通貨(JPY)
Step 3: テーマ(デザイン)の選択
Shopifyには無料・有料のテーマが用意されています。
無料テーマの例:
- Dawn(デフォルト、シンプルで高速)
- Craft(ハンドメイド向け)
- Ride(アウトドア・スポーツ向け)
- Taste(食品・飲料向け)
有料テーマの価格帯:
- $150〜$380程度
- より高機能なカスタマイズが可能
テーマ選びのポイント:
- 商品ジャンルに合ったデザイン
- モバイル表示の確認
- ページ読み込み速度
- カスタマイズのしやすさ
商品登録の方法
基本的な商品登録
- 管理画面「商品管理」→「商品を追加」
- 必要情報を入力
- 「保存」をクリック
入力項目:
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| タイトル | 商品名(SEOを意識) |
| 説明 | 商品の詳細説明 |
| メディア | 商品画像・動画 |
| 価格 | 販売価格、割引価格 |
| 在庫 | 在庫数、SKU |
| 配送 | 重量、サイズ |
| バリエーション | サイズ、カラーなど |
商品画像のポイント
推奨仕様:
- 正方形(1:1)または縦長(3:4)
- 最低2048×2048ピクセル
- ファイル形式:JPEG、PNG、GIF、WEBP
- 複数アングルの画像を用意
撮影のコツ:
- 白背景でシンプルに
- 自然光を活用
- 使用シーンも撮影
- 寸法がわかる比較画像
商品説明の書き方
SEOを意識した構成:
1. 商品の特徴・メリット(最初の100文字が重要)
2. 素材・成分・仕様
3. 使い方・用途
4. サイズ・寸法
5. 注意事項
読みやすい文章のコツ:
- 箇条書きを活用
- 見出しで区切る
- 専門用語は補足説明を追加
- ターゲット顧客の言葉を使う
決済設定
Shopify Payments
Shopify純正の決済サービスです。
対応している決済方法:
- クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express、JCB)
- Apple Pay
- Google Pay
- Shop Pay
手数料:
- ベーシック:3.4%
- スタンダード:3.3%
- プレミアム:3.25%
その他の決済方法
PayPal:
- 世界中で利用可能
- 買い手保護制度あり
コンビニ決済・銀行振込:
- KOMOJUなどの外部サービスと連携
- 日本の顧客に人気
後払い決済:
- Paidy、NP後払いなど
- 若年層に人気
決済設定の手順
- 管理画面「設定」→「決済」
- Shopify Paymentsを有効化
- 銀行口座情報を入力
- 本人確認書類をアップロード
- 追加の決済方法を設定
配送設定
配送料の設定
配送料のパターン:
- 全国一律
- 地域別
- 重量・サイズ別
- 購入金額による無料設定
設定手順:
- 「設定」→「配送と配達」
- 配送プロファイルを作成
- 配送エリアを設定
- 配送料金を入力
配送業者との連携
主な配送業者:
- ヤマト運輸
- 佐川急便
- 日本郵便
アプリを使った連携:
- Ship&co
- プラスシッピング
- 送り状発行が効率化
配送ポリシーの設定
以下の内容をページとして作成し、フッターにリンクを設置します。
記載すべき内容:
- 配送にかかる日数
- 配送料金
- 配送業者
- 追跡番号の通知方法
- 届かない場合の対応
必須ページの作成
特定商取引法に基づく表記
日本でECサイトを運営する場合、法律で表示が義務付けられています。
必須項目:
- 事業者名(法人名または個人名)
- 代表者名
- 所在地
- 電話番号
- メールアドレス
- 販売価格
- 支払い方法
- 商品の引き渡し時期
- 返品・交換について
プライバシーポリシー
個人情報の取り扱いについて説明するページです。
記載すべき内容:
- 収集する個人情報の種類
- 利用目的
- 第三者への提供
- 管理方法
- 問い合わせ先
返品ポリシー
記載すべき内容:
- 返品の条件
- 返品期限
- 返品送料の負担
- 返金方法
- 返品できない場合
ショップの公開
公開前チェックリスト
必須確認項目:
| カテゴリ | 確認項目 |
|---|---|
| 商品 | 画像、説明、価格、在庫数 |
| 決済 | テスト注文が完了するか |
| 配送 | 配送料が正しく計算されるか |
| 法的ページ | 特商法表記、プライバシーポリシー |
| デザイン | スマホ表示の確認 |
| SEO | タイトル、メタディスクリプション |
テスト注文の実施
- 「設定」→「決済」→「Shopify Payments」
- 「テストモードを使用する」を有効化
- 実際に注文をシミュレーション
- 注文確認メールの内容を確認
- テストモードを無効化
独自ドメインの設定
方法1: Shopifyでドメイン購入
- 年間$14〜(.comの場合)
- 設定が簡単
- SSL証明書が自動適用
方法2: 外部ドメインを接続
- お名前.com、ムームードメインなどで取得
- DNS設定が必要
- 既存ドメインを使いたい場合に便利
集客とマーケティング
SEO対策
Shopifyでできる基本的なSEO:
- ページタイトルの最適化
- メタディスクリプションの設定
- 画像のalt属性設定
- URLのカスタマイズ
- ブログ機能の活用
SNS連携
連携できるSNS:
- Instagram(ショッピング機能)
- Facebook(Facebookショップ)
- TikTok
Instagram連携の手順:
- Instagramビジネスアカウントを作成
- Facebookページと連携
- ShopifyでFacebook販売チャネルを追加
- Instagram商品タグを有効化
メールマーケティング
Shopifyメールの特徴:
- 月10,000通まで無料
- テンプレートが豊富
- 顧客セグメント配信可能
活用シーン:
- ウェルカムメール
- カート放棄フォローアップ
- 新商品のお知らせ
- セール告知
おすすめアプリ
日本語対応の必須アプリ
| アプリ名 | 機能 | 料金 |
|---|---|---|
| Matrixify | 商品一括登録・編集 | 無料〜 |
| PageFly | ランディングページ作成 | 無料〜 |
| Loox | レビュー収集 | $9.99/月〜 |
| Klaviyo | メールマーケティング | 無料〜 |
日本向け機能拡張
配送関連:
- Ship&co(送り状発行)
- プラスシッピング(配送効率化)
決済関連:
- KOMOJU(コンビニ決済、銀行振込)
- Paidy(後払い)
カスタマーサポート:
- チャネルトーク(チャット対応)
- Zendesk(ヘルプデスク)
運営のコツ
売上を伸ばすポイント
1. 商品ページの改善
- 高品質な画像を追加
- レビューを収集・表示
- 関連商品を提案
2. カート放棄対策
- 放棄メールの自動送信
- 送料無料ラインの設定
- 決済方法の充実
3. リピート施策
- ポイント・会員制度
- 定期購入オプション
- メールでのフォローアップ
分析と改善
Shopify標準のレポート:
- 売上レポート
- 顧客レポート
- 商品レポート
- マーケティングレポート
Google アナリティクス連携:
- GA4のプロパティを作成
- Shopify管理画面「オンラインストア」→「各種設定」
- Google Analytics IDを入力
よくある質問
Q. 初期費用はいくらかかりますか?
A. 最低限必要な費用は以下の通りです。
- Shopify月額料金:約5,000円〜
- ドメイン代:年間1,500〜3,000円
- 有料テーマ(任意):15,000〜50,000円
- 有料アプリ(任意):月額1,000円〜
Q. 在庫を持たずに始められますか?
A. はい、ドロップシッピング(無在庫販売)アプリを利用すれば可能です。ただし、品質管理や配送遅延のリスクがあるため、慎重な運営が必要です。
Q. BASE、STORESとの違いは?
A. 主な違いは以下の通りです。
- 初期費用:Shopifyは月額固定、BASE/STORESは無料プランあり
- カスタマイズ性:Shopifyが最も高い
- 海外販売:Shopifyが強い
- 日本語サポート:BASE/STORESが手厚い
Q. プログラミング知識は必要ですか?
A. 基本的な運営には不要です。ただし、デザインの細かいカスタマイズには、HTML/CSS/Liquidの知識があると便利です。
まとめ
Shopifyは、本格的なネットショップを構築したい方に最適なプラットフォームです。
開設までのステップ:
-
アカウント作成
- 14日間の無料トライアルで試す
- ストア名と基本情報を設定
-
ストア構築
- テーマを選んでデザイン
- 商品を登録
- 必須ページを作成
-
決済・配送設定
- Shopify Paymentsを有効化
- 配送料を設定
-
公開・運営開始
- テスト注文で確認
- 独自ドメインを設定
- 集客施策を実施
まずは無料トライアルで試してみて、使い勝手を確認することをおすすめします。
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- 越境EC入門ガイド2025 - 海外販売の始め方
- GA4の使い方完全ガイド - アクセス解析の基本
- SNSマーケティング入門ガイド - SNS集客の方法
※本記事の情報は2025年1月時点のものです。Shopifyの機能や料金は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
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