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GA4の使い方完全ガイド【2025年最新】コンバージョン設定から分析手法まで徹底解説

GA4の使い方完全ガイド【2025年最新】コンバージョン設定から分析手法まで徹底解説

「GA4に移行したが、使い方がわからない」「コンバージョン設定の方法を知りたい」「レポートの見方がUAと違いすぎて困っている」

Google Analytics 4(GA4)は、2023年7月にユニバーサルアナリティクス(UA)が終了して以降、Webサイトのアクセス解析における標準ツールとなりました。しかし、UAとは設計思想が大きく異なるため、多くのマーケターが使いこなせていないのが現状です。

本記事では、GA4の基本的な使い方から、コンバージョン設定、レポートの見方、実践的な分析手法まで、2026年最新の情報と実際の導入事例を交えて徹底解説します。


GA4とは?UAとの違い

GA4の概要

GA4(Google Analytics 4)は、<a href="https://marketingplatform.google.com/about/analytics/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Marketing Platform</a>が提供する最新のアクセス解析ツールです。従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)とは根本的に異なる設計思想で構築されています。

GA4の主な特徴

  • イベントベースのデータ計測 - すべての行動を「イベント」として記録
  • Webとアプリを統合して分析可能 - クロスプラットフォームの行動を追跡
  • 機械学習による予測分析 - 購入確率や離脱確率を自動予測
  • プライバシーに配慮した設計 - Cookie規制を見据えた設計
  • BigQueryとの無料連携 - 大規模データ分析が無料で可能に

実際に移行して感じたUAとGA4の違い

私たちが50社以上のGA4移行支援を行う中で、特に戸惑われるポイントをお伝えします。

最も大きな違い:「直帰率」がなくなった

UAでは「直帰率」が重要指標でしたが、GA4では「エンゲージメント率」に置き換わりました。これは単なる名称変更ではなく、考え方の根本的な転換です。

  • UA直帰率 = 1ページだけ見て離脱した割合
  • GA4エンゲージメント率 = 意味のある関わりがあった割合(10秒以上滞在、2ページ以上閲覧、CVあり)

「直帰率が高い=悪い」ではなく、「エンゲージメントがあったかどうか」で評価する設計です。

UAとGA4の主な違い一覧

項目UAGA4
データモデルセッションベースイベントベース
計測対象WebのみWeb + アプリ
直帰率ありエンゲージメント率に変更
ビューありなし(データストリーム)
目標設定目標コンバージョン(キーイベント)
機械学習限定的予測指標、異常検知など充実
データ保持期間最大50ヶ月最大14ヶ月(無料版)
BigQuery連携有料のみ無料で可能

GA4の初期設定

ステップ1:GA4プロパティの作成

<a href="https://analytics.google.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Analytics</a>にログインし、以下の手順で設定します。

  1. 管理(歯車アイコン)をクリック
  2. 「プロパティを作成」をクリック
  3. プロパティ名、タイムゾーン(日本)、通貨(JPY)を設定
  4. ビジネス情報を入力

設定のポイント: タイムゾーンと通貨は後から変更できますが、過去データには影響しません。最初から正しく設定しましょう。

ステップ2:データストリームの設定

データストリームは、Webサイトやアプリからのデータ収集設定です。

Webサイトの場合

  1. 「ウェブ」を選択
  2. WebサイトのURLとストリーム名を入力
  3. 「ストリームを作成」をクリック
  4. 測定ID(G-XXXXXXXXXXの形式)をコピー

ステップ3:トラッキングコードの設置

GA4のトラッキングコードをWebサイトに設置します。

方法1:直接設置

<!-- Google tag (gtag.js) -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-XXXXXXXXXX"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());
  gtag('config', 'G-XXXXXXXXXX');
</script>

方法2:Googleタグマネージャー(GTM)経由(推奨)

<a href="https://tagmanager.google.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Tag Manager</a>を使用すると、タグの管理が容易になり、追加の計測設定も柔軟に行えます。特に以下のケースではGTM経由を強く推奨します。

  • 複数のタグを管理している
  • ボタンクリックなどのイベントを計測したい
  • マーケティングタグ(広告タグなど)を追加する予定がある

ステップ4:拡張計測機能の確認

GA4では、以下のイベントが自動的に計測されます(拡張計測機能)。

イベント内容用途
page_viewページビュー基本的なアクセス計測
scroll90%スクロールコンテンツの読了率
outbound_click外部リンクのクリック離脱先の把握
site_searchサイト内検索ユーザーニーズの把握
video_engagementYouTube動画の再生動画コンテンツの効果
file_downloadファイルのダウンロード資料DL数の計測

管理画面の「データストリーム」→「拡張計測機能」から、必要に応じてオン/オフを切り替えられます。


コンバージョン(キーイベント)の設定

GA4では、従来の「目標」に相当する機能が「コンバージョン」です。2024年3月に「キーイベント」という名称に変更されましたが、機能は同じです。

コンバージョン設定の基本手順

方法1:既存イベントをコンバージョンに設定

  1. 管理 → プロパティ設定 → 「イベント」を選択
  2. コンバージョンにしたいイベントを見つける
  3. 「コンバージョンとしてマークを付ける」をオンにする

方法2:新規イベントを作成してコンバージョンに設定

  1. 管理 → プロパティ設定 → 「イベント」を選択
  2. 「イベントを作成」をクリック
  3. イベント名と条件を設定
  4. 作成後、コンバージョンとしてマーク

業種別・おすすめコンバージョン設定

導入事例:BtoB企業(製造業F社)

「UAの頃は『問い合わせ完了』だけを目標にしていましたが、GA4移行を機に計測を見直しました。今は『資料ダウンロード』『見積依頼』『問い合わせ完了』の3段階で計測し、どのコンテンツが商談に繋がっているかを分析しています」(マーケティング部 山本様)

業種推奨コンバージョン設定方法
BtoB問い合わせ完了サンクスページのpage_view
BtoB資料ダウンロードfile_downloadイベント
EC購入完了purchaseイベント
ECカート追加add_to_cartイベント
店舗電話タップカスタムイベント(GTM経由)
メディア会員登録完了sign_upイベント

サンクスページでのコンバージョン設定例

問い合わせ完了後のサンクスページ(/contact/thanks)をコンバージョンに設定する手順:

  1. 「イベントを作成」をクリック
  2. カスタムイベント名:contact_complete
  3. 一致する条件:
    • パラメータ:event_name
    • 演算子:次と等しい
    • 値:page_view
  4. 追加条件:
    • パラメータ:page_location
    • 演算子:次を含む
    • 値:/contact/thanks
  5. 保存後、コンバージョンとしてマーク

注意点: 「page_location」は完全なURLを含むため、「次を含む」で部分一致させる必要があります。


GA4レポートの見方

レポートの基本構成

GA4のレポートは、以下の構成になっています。

メニュー内容使用頻度
ホーム概要ダッシュボード毎日
レポート標準レポート(集客、エンゲージメント等)週次
探索自由形式の分析月次・詳細分析時
広告広告効果の分析広告運用時

週次で確認すべき重要レポート

1. 集客レポート → トラフィック獲得

「どこから来たユーザーが成果に繋がっているか」を把握します。

確認ポイント:

  • オーガニック検索のユーザー数推移
  • 有料広告のCV数とCVR
  • 参照元/メディアごとの成果比較

2. エンゲージメント → ページとスクリーン

「どのページが見られているか」を把握します。

確認ポイント:

  • ランディングページのパフォーマンス
  • 主要ページの平均エンゲージメント時間
  • 離脱率が高いページの特定

3. コンバージョン → イベント

「成果が出ているか」を把握します。

確認ポイント:

  • CV数の前週比・前月比
  • CVRの推移
  • 主要CVイベントの達成状況

探索レポートの活用

「探索」は、GA4の最も強力な機能の1つです。UAのカスタムレポートより遥かに柔軟で、詳細な分析が可能です。

探索の種類と用途

テンプレート用途おすすめ度
自由形式表やグラフで自由に分析★★★
ファネルデータ探索CVまでの離脱を分析★★★
経路データ探索ユーザーの行動経路を可視化★★
セグメントの重複複数セグメントの重なりを分析
コホートデータ探索ユーザーの継続率を分析★★
ユーザーのライフタイムLTVの分析★(EC向け)

実践:ファネル分析の設定例

導入事例:SaaS企業G社

「問い合わせフォームの離脱率が高いことは感覚的にわかっていましたが、GA4のファネル分析で可視化したところ、入力フォームで68%が離脱していることが判明。フォームの項目を10個から5個に減らしたところ、完了率が2.3倍に改善しました」(グロースチーム 佐々木様)

フォーム完了率を分析するファネル設定

ステップ設定:

  1. フォームページ閲覧(/contact)
  2. フォーム入力開始(form_startイベント ※GTMで設定)
  3. フォーム送信(form_submitイベント)
  4. 完了ページ(/contact/thanks)

この設定により、「どのステップで何%が離脱しているか」が一目でわかります。


GA4の予測機能・AI活用

GA4には、機械学習を活用した予測機能が搭載されています。これはUAにはなかった、GA4の大きな強みです。

予測指標

一定条件を満たすと、以下の予測指標が利用可能になります。

予測指標内容活用例
購入の可能性今後7日間に購入する可能性購入確度の高いユーザーにリターゲティング
離脱の可能性今後7日間にサイトを利用しなくなる可能性離脱しそうなユーザーにメール配信
予測収益今後28日間の予測収益高LTVユーザーの特徴分析

利用条件

  • 過去28日間で1,000人以上の購入/離脱ユーザー
  • モデルの品質が一定基準以上

中小規模のサイトでは条件を満たせないことも多いですが、満たした場合は非常に強力な機能です。

予測オーディエンスの活用

予測指標を使って、Google広告のオーディエンスを作成できます。

具体的な活用例

  • 「購入の可能性が高い」ユーザー → <a href="https://ads.google.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google広告</a>で優先的にリターゲティング
  • 「離脱の可能性が高い」ユーザー → メールで再エンゲージメント施策

GA4で見るべき重要指標とKPI

Webサイト全体のKPI目安

当社が分析支援を行う中で、業種別に多く見られる目安値をご紹介します。

指標BtoBサイトECサイトメディア
エンゲージメント率50-65%40-55%55-70%
平均エンゲージメント時間1分-2分2分-4分1分30秒-3分
新規ユーザー率60-75%50-70%70-85%
セッションあたりページ数2-4ページ4-8ページ1.5-3ページ

※あくまで目安です。自社の過去データとの比較を重視してください。

チャネル別に見るべき指標

チャネル重視する指標改善アクション例
オーガニック検索ユーザー数、ランディングページ別CVRSEO強化、記事リライト
有料検索CV数、CPA、ROAS入札調整、LP改善
SNS新規ユーザー数、エンゲージメント率投稿内容改善、ターゲット調整
直接リピーター率、CV数メール施策、顧客育成
メールCVR、エンゲージメント時間件名改善、セグメント精査

GA4とGoogle広告の連携

連携のメリット

GA4と<a href="https://ads.google.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google広告</a>を連携すると、以下のメリットがあります。

  • GA4のコンバージョンをGoogle広告にインポート(広告の最適化に活用)
  • GA4のオーディエンスをGoogle広告でターゲティング
  • Google広告の費用データをGA4で確認

連携手順

  1. GA4の管理画面を開く
  2. プロパティ設定 → 「Google広告のリンク」を選択
  3. 「リンク」をクリック
  4. 連携するGoogle広告アカウントを選択
  5. 設定を確認して「送信」

注意点: 連携には両方のアカウントの管理者権限が必要です。


GA4活用のよくある課題と解決策

課題1:データが少なくて分析できない

解決策

  • 期間を長く取る(最低1ヶ月以上)
  • セグメントを広げる
  • イベントの計測漏れを確認(リアルタイムレポートで検証)

課題2:レポートの見方がわからない

解決策

  • まず標準レポートから始める(探索は後回し)
  • 1つの指標に絞って追いかける(例:週次のCV数だけ見る)
  • <a href="https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=6431-google-analytics-4" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Analytics Academy</a>の無料講座を受講

課題3:コンバージョンが計測されない

解決策

  1. リアルタイムレポートでイベント発火を確認
  2. コンバージョンとしてマークされているか確認
  3. データフィルタで除外されていないか確認
  4. GTMを使用している場合、タグの発火タイミングを確認

課題4:UAの数値と合わない

解決策

  • 計測方法が異なるため、完全一致は期待しない
  • 傾向(増減)で比較する
  • GA4の数値を基準に再設定する
  • 詳しい違いは<a href="https://support.google.com/analytics/answer/11986666" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google公式ヘルプ</a>を参照

よくある質問

Q. GA4は無料で使えますか?

A. はい、GA4は完全無料で利用できます。大規模サイト向けの有料版(GA4 360)もありますが、月間1,000万イベント以下のサイトであれば無料版で十分です。無料版でもBigQuery連携が可能な点は、UAからの大きな改善点です。

Q. データ保持期間を延ばすには?

A. GA4の標準設定では、ユーザーデータの保持期間は2ヶ月または14ヶ月です。必ず14ヶ月に設定してください(管理 → データ設定 → データ保持)。さらに長期間のデータを保持したい場合は、<a href="https://cloud.google.com/bigquery" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">BigQuery</a>へのエクスポートを設定してください。

Q. 自社IPを除外するには?

A. 管理 → データストリーム → タグ設定 → 「内部トラフィックの定義」で、除外したいIPアドレスを設定します。その後、管理 → データ設定 → データフィルタで内部トラフィックを除外(有効化)します。

Q. Search Consoleと連携すべきですか?

A. 必ず連携してください。<a href="https://search.google.com/search-console" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Search Console</a>と連携することで、GA4内で検索クエリデータを確認でき、SEO分析がしやすくなります。


まとめ

GA4は、現代のWebマーケティングに欠かせないアクセス解析ツールです。UAとは異なる設計思想を理解し、正しく活用することで、より深いユーザー理解と効果的なマーケティング施策が可能になります。

GA4活用の基本ステップ

  1. 初期設定を正しく行う(データストリーム、拡張計測、データ保持期間14ヶ月)
  2. コンバージョン(キーイベント)を設定する
  3. 週次で標準レポートを確認する習慣をつける
  4. 探索レポートで詳細分析を行う
  5. Google広告と連携して広告効果を最大化

押さえるべき新しい概念

  • イベントベースの計測
  • エンゲージメント率(直帰率の代替)
  • 予測指標(機械学習の活用)
  • 探索レポート(自由形式の分析)

GA4の学習には時間がかかりますが、一度マスターすれば、UAよりも柔軟で深い分析が可能になります。


参考リンク

  • <a href="https://analytics.google.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Analytics</a>
  • <a href="https://support.google.com/analytics/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">GA4公式ヘルプセンター</a>
  • <a href="https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=6431-google-analytics-4" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Analytics Academy(無料講座)</a>
  • <a href="https://tagmanager.google.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google Tag Manager</a>

関連記事


※本記事の情報は2026年1月時点のものです。GA4は頻繁にアップデートされるため、最新情報は<a href="https://support.google.com/analytics/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Google公式ヘルプ</a>をご確認ください。


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