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SEO内部対策の基本|サイト構造・タグ設計・表示速度改善の実践ガイド

SEO内部対策の基本|サイト構造・タグ設計・表示速度改善の実践ガイド

SEO内部対策とは

SEO内部対策(オンページSEO/テクニカルSEO)とは、自社サイト内部の構造やコードを最適化し、検索エンジンに正しく評価されるようにする施策です。外部対策(被リンク獲得)と並ぶSEOの重要な柱となります。

内部対策と外部対策の違い

項目内部対策外部対策
対象自社サイト内自社サイト外
主な施策タグ最適化、表示速度改善被リンク獲得、サイテーション
コントロール自社でコントロール可能他者の行動に依存
効果の出方比較的早い時間がかかる

内部対策が重要な理由

  1. クロール効率の向上: 検索エンジンがサイトを正しく理解できる
  2. インデックス最適化: 重要なページが確実にインデックスされる
  3. ランキング要因への対応: Core Web Vitals等の評価向上
  4. ユーザー体験の改善: 表示速度やモバイル対応はUXにも直結

サイト構造の最適化

検索エンジンがサイトを効率的にクロールし、理解できる構造を設計します。

理想的なサイト構造

トップページ
  ├── カテゴリA
  │   ├── 記事A-1
  │   ├── 記事A-2
  │   └── 記事A-3
  ├── カテゴリB
  │   ├── 記事B-1
  │   └── 記事B-2
  └── カテゴリC
      ├── 記事C-1
      └── 記事C-2

ポイント

  • 階層は3〜4階層以内に収める
  • すべてのページに3クリック以内でアクセス可能に
  • 関連するページは同じカテゴリにまとめる

URL設計のベストプラクティス

良いURL

https://example.com/blog/seo-guide/
https://example.com/products/category/item-name/

避けるべきURL

https://example.com/page?id=12345
https://example.com/blog/2025/01/24/post/

URLの原則

  • 短く、わかりやすく
  • キーワードを含める
  • ハイフン(-)で単語を区切る
  • 小文字を使用
  • 日本語URLは避ける(英語または英数字)

パンくずリストの設置

ユーザーと検索エンジンの両方にサイト構造を伝えます。

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構造化データ(BreadcrumbList)も併せて実装しましょう。


タイトルタグの最適化

タイトルタグはSEOで最も重要な要素の一つです。

タイトルタグの基本ルール

ルール詳細
文字数30〜35文字(PC)/ 30文字以内(スマホ)
キーワード重要なキーワードは前半に
ユニークページごとに固有のタイトル
クリック誘導ユーザーがクリックしたくなる表現

効果的なタイトルの構成パターン

パターン1:キーワード + ベネフィット

SEO内部対策の基本|検索順位を上げる15の施策

パターン2:数字 + キーワード + 年

【2025年最新】SEO内部対策チェックリスト30項目

パターン3:How to形式

SEO内部対策のやり方|初心者でも今日から始められる方法

NGなタイトル例

❌ 「ホーム」「トップページ」
❌ 同じタイトルが複数ページで使われている
❌ キーワードの詰め込み
❌ 60文字を超える長いタイトル

メタディスクリプションの最適化

検索結果に表示されるスニペットのテキストです。直接のランキング要因ではありませんが、クリック率に大きく影響します。

メタディスクリプションの基本

項目推奨
文字数120〜140文字
内容ページの要約 + 行動喚起
キーワード自然に含める(検索結果で太字表示)

効果的なメタディスクリプションの例

【例1】
SEO内部対策の基本から実践までを徹底解説。
タイトルタグの書き方、サイト構造の設計、
Core Web Vitals対策など、すぐに実践できる
施策を15項目紹介します。

【例2】
検索順位が上がらない原因は内部対策にあるかも?
この記事では、初心者でも実践できるSEO内部対策の
基本を図解付きで解説。チェックリスト付き。

見出しタグ(H1〜H6)の最適化

見出しタグはページの構造を検索エンジンに伝える重要な要素です。

見出しタグの階層ルール

<h1>記事タイトル(1ページに1つ)</h1>
  <h2>大見出し1</h2>
    <h3>中見出し1-1</h3>
    <h3>中見出し1-2</h3>
  <h2>大見出し2</h2>
    <h3>中見出し2-1</h3>
      <h4>小見出し2-1-1</h4>

見出しタグのベストプラクティス

  1. H1は1ページに1つ
  2. 階層を飛ばさない(H2の次にH4はNG)
  3. キーワードを自然に含める
  4. ユーザーが読みやすい見出しに
  5. デザイン目的で使わない(CSSで対応)

画像の最適化

画像もSEOの重要な要素です。適切に最適化することで、画像検索からの流入も期待できます。

画像SEOのチェックリスト

項目対策
ファイル名内容がわかる英語名(例:seo-checklist.jpg)
alt属性画像の内容を説明するテキスト
ファイルサイズ圧縮して軽量化(200KB以下推奨)
フォーマットWebP推奨(JPEG、PNGも可)
遅延読み込みloading="lazy"の設定

alt属性の書き方

<!-- 良い例 -->
<img src="seo-structure.png" alt="SEO内部対策のサイト構造設計図">

<!-- 悪い例 -->
<img src="image001.png" alt="">
<img src="photo.jpg" alt="画像 SEO キーワード 対策">

Core Web Vitals対策

GoogleがランキングG要因として使用するユーザー体験指標です。

3つの指標

指標正式名称目標値意味
LCPLargest Contentful Paint2.5秒以内最大コンテンツの表示時間
INPInteraction to Next Paint200ms以内インタラクションの応答性
CLSCumulative Layout Shift0.1以下レイアウトのズレ

LCP改善の施策

□ サーバーレスポンスタイムの改善
□ レンダリングを妨げるリソースの削除
□ 画像の最適化(サイズ、フォーマット)
□ CSSの最適化(Critical CSS)
□ JavaScriptの遅延読み込み
□ CDNの活用

INP改善の施策

□ 長いJavaScriptタスクの分割
□ 不要なJavaScriptの削除
□ サードパーティスクリプトの最適化
□ メインスレッドのブロック回避

CLS改善の施策

□ 画像・動画のサイズ指定(width/height)
□ 広告枠のサイズ予約
□ Webフォントの最適化(font-display: swap)
□ 動的コンテンツの挿入位置を固定

計測ツール


モバイル対応(モバイルフレンドリー)

Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、モバイル対応は必須です。

モバイル対応のチェックリスト

□ レスポンシブデザインを採用
□ ビューポートの設定
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
□ タップターゲットのサイズ(48px以上)
□ フォントサイズ(16px以上)
□ コンテンツが画面幅をはみ出さない
□ Flash等のモバイル非対応技術を使わない

モバイルフレンドリーテスト

Google Search Consoleの「モバイルユーザビリティ」レポートで確認できます。


内部リンクの最適化

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぎ、SEO評価を分配する役割があります。

内部リンクの効果

  • クローラーの巡回を促進
  • ページ間の関連性を伝える
  • 重要なページへの評価を集中
  • ユーザーの回遊率向上

内部リンクのベストプラクティス

  1. アンカーテキストにキーワードを含める
<!-- 良い例 -->
<a href="/seo-guide/">SEO内部対策ガイド</a>

<!-- 悪い例 -->
<a href="/seo-guide/">こちら</a>
  1. 関連性の高いページ同士をリンク

  2. 重要なページへのリンクを増やす

  3. リンク切れを定期的にチェック


構造化データ(Schema.org)の実装

構造化データを実装することで、リッチリザルト(検索結果の特別な表示)を獲得できます。

主な構造化データの種類

タイプ用途リッチリザルト
Article記事記事のサムネイル表示
FAQよくある質問FAQ表示
HowTo手順ステップ表示
Product商品価格、評価表示
LocalBusiness店舗地図、営業時間表示
BreadcrumbListパンくずパンくず表示

FAQページの構造化データ例

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [{
    "@type": "Question",
    "name": "SEO内部対策とは何ですか?",
    "acceptedAnswer": {
      "@type": "Answer",
      "text": "SEO内部対策とは、自社サイト内部の構造やコードを最適化し、検索エンジンに正しく評価されるようにする施策です。"
    }
  }]
}

構造化データの検証

Google Rich Results Test: https://search.google.com/test/rich-results


XMLサイトマップとrobots.txt

XMLサイトマップ

検索エンジンにサイト内のページ一覧を伝えるファイルです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
  <url>
    <loc>https://example.com/</loc>
    <lastmod>2025-01-24</lastmod>
    <priority>1.0</priority>
  </url>
  <url>
    <loc>https://example.com/blog/</loc>
    <lastmod>2025-01-24</lastmod>
    <priority>0.8</priority>
  </url>
</urlset>

設置場所: https://example.com/sitemap.xml Search Consoleへの登録: サイトマップ > 新しいサイトマップの追加

robots.txt

クローラーのアクセスを制御するファイルです。

User-agent: *
Allow: /
Disallow: /admin/
Disallow: /private/

Sitemap: https://example.com/sitemap.xml

設置場所: https://example.com/robots.txt


SEO内部対策チェックリスト

基本設定

□ SSL(HTTPS)化
□ www有無の統一
□ 末尾スラッシュの統一
□ Search Console登録
□ Googleアナリティクス設定

ページ単位の最適化

□ タイトルタグ(30〜35文字)
□ メタディスクリプション(120〜140文字)
□ H1タグ(1ページに1つ)
□ 見出し構造(H2→H3→H4)
□ 画像のalt属性
□ 内部リンク

サイト全体の最適化

□ サイト構造の整理
□ パンくずリスト
□ XMLサイトマップ
□ robots.txt
□ 404ページ
□ 正規化(canonical)

表示速度・UX

□ Core Web Vitals対策
□ モバイルフレンドリー
□ 画像最適化
□ JavaScript/CSS最適化

まとめ:SEO内部対策の優先順位

まずは以下の順番で対策を進めましょう。

  1. クロール・インデックスの基盤整備

    • SSL化、サイトマップ、robots.txt
  2. ページ単位の最適化

    • タイトル、メタディスクリプション、見出し
  3. サイト構造の整理

    • URL設計、パンくず、内部リンク
  4. 表示速度の改善

    • Core Web Vitals対策
  5. 構造化データの実装

    • リッチリザルト獲得

内部対策は一度やって終わりではなく、継続的な改善が重要です。Search ConsoleやPageSpeed Insightsを定期的に確認し、問題があれば都度対応していきましょう。


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