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ホームページ制作費用の相場2025|種類別・依頼先別の料金比較と予算の決め方

ホームページ制作費用の相場2025|種類別・依頼先別の料金比較と予算の決め方

ホームページ制作費用の全体像

ホームページ制作の費用は、サイトの種類、規模、依頼先によって大きく異なります。まずは全体像を把握しましょう。

費用を左右する主な要素

要素影響度説明
サイトの種類★★★★★コーポレートサイト、EC、LP等で異なる
ページ数★★★★☆ページ数に比例して費用が増加
デザインの複雑さ★★★★☆オリジナルデザインは高額に
機能の数★★★★☆予約、会員、決済等で追加費用
依頼先★★★☆☆制作会社、フリーランス、ツール
納期★★☆☆☆短納期は割増になることも
運用・保守★★☆☆☆継続費用も考慮が必要

費用の内訳

ホームページ制作費用は、以下の項目で構成されます。

項目内容費用目安(割合)
ディレクション要件定義、進行管理10〜20%
デザインビジュアルデザイン作成20〜30%
コーディングHTML/CSS/JavaScriptの実装20〜30%
システム開発CMS、予約機能、会員機能等10〜30%(機能次第)
コンテンツ作成原稿作成、写真撮影5〜15%
テスト・公開動作確認、本番公開5〜10%

サイト種類別の費用相場

コーポレートサイト(企業サイト)

会社の顔となる企業サイトの費用相場です。

規模別費用目安

規模ページ数費用相場制作期間
小規模5〜10ページ30〜80万円1〜2ヶ月
中規模10〜30ページ80〜200万円2〜3ヶ月
大規模30ページ以上200〜500万円3〜6ヶ月

小規模サイト(30〜80万円)の内容例

  • トップページ
  • 会社概要
  • 事業内容
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー

中規模サイト(80〜200万円)の追加内容例

  • ブログ・お知らせ機能
  • 実績・事例紹介
  • スタッフ紹介
  • よくある質問
  • レスポンシブ対応の複雑なデザイン

ECサイト(ネットショップ)

オンラインで商品を販売するECサイトの費用相場です。

構築方法別費用目安

構築方法費用相場特徴
ASP利用(Shopify、BASE等)0〜50万円初期費用を抑えられる、月額費用あり
オープンソース(EC-CUBE等)100〜300万円カスタマイズ性が高い
フルスクラッチ500万円以上完全オリジナル、大規模向け

ASP利用の場合の費用内訳

項目費用
初期設定・デザインカスタマイズ10〜50万円
月額利用料(Shopify)約4,000〜38,000円
決済手数料売上の3〜4%程度

ECサイトに必要な機能と追加費用

機能追加費用目安
会員登録・ログイン10〜30万円
ポイント機能20〜50万円
レビュー機能10〜20万円
在庫連携30〜100万円
基幹システム連携50〜200万円

ランディングページ(LP)

広告からの流入を受けるLPの費用相場です。

デザインレベル別費用目安

レベル費用相場特徴
テンプレート利用5〜15万円既存デザインをカスタマイズ
セミオーダー15〜30万円部分的にオリジナルデザイン
フルオーダー30〜80万円完全オリジナルデザイン
高級LP80〜150万円アニメーション、動画を駆使

LP費用に含まれる内容

  • 構成案作成(ワイヤーフレーム)
  • デザイン制作
  • コーディング
  • フォーム設置
  • スマートフォン対応

コンバージョン率を上げるオプション

オプション費用目安効果
A/Bテスト設計10〜20万円効果検証と改善
ヒートマップ導入月額5,000〜30,000円ユーザー行動分析
EFO(入力フォーム最適化)10〜30万円フォーム離脱防止

採用サイト

採用活動に特化したサイトの費用相場です。

規模費用相場含まれる内容
シンプル30〜80万円募集要項、会社紹介、応募フォーム
標準80〜150万円社員インタビュー、1日の流れ、動画
充実150〜300万円採用ブランディング、高品質な写真・動画

オウンドメディア・ブログ

記事コンテンツを発信するサイトの費用相場です。

規模費用相場特徴
WordPress構築30〜80万円記事投稿機能、カテゴリ管理
カスタムCMS100〜200万円独自機能、高度な権限管理
記事作成代行(別途)1記事2〜10万円SEO対策記事の執筆

依頼先別の費用比較

制作会社

費用相場: 50〜500万円以上

メリット

  • 品質が安定している
  • チームで対応、進行管理がしっかり
  • デザイン、開発、マーケティングまで一貫対応
  • 長期的なサポート体制

デメリット

  • 費用が高め
  • 担当者によって品質にばらつき
  • 意思決定に時間がかかることも

制作会社の選び方

チェックポイント確認方法
実績・事例ポートフォリオを確認
得意分野同業種・同規模の事例があるか
担当者の対応問い合わせ時のレスポンス
見積もりの詳細さ内訳が明確か
運用サポート公開後のサポート体制

フリーランス

費用相場: 10〜100万円

メリット

  • 費用を抑えられる
  • 直接コミュニケーションで柔軟な対応
  • 得意分野に特化した高品質

デメリット

  • スキルのばらつきが大きい
  • 大規模案件には不向き
  • 長期サポートに不安がある場合も
  • 連絡が取れなくなるリスク

フリーランスの探し方

探し方特徴
クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス)多数の候補から選べる、比較的低価格
スキルマーケット(ココナラ)定額パッケージが多い
SNS(Twitter、Instagram)ポートフォリオで判断しやすい
知人の紹介信頼性が高い

ノーコード・ローコードツール(自作)

費用相場: 0〜数万円(月額費用別途)

主なツールと費用

ツール初期費用月額費用特徴
Wix無料〜0〜2,600円直感的な操作、豊富なテンプレート
STUDIO無料〜0〜5,280円日本製、デザイン自由度高い
WordPress.com無料〜0〜5,220円世界シェアNo.1、プラグイン豊富
Squarespaceなし約2,000円〜洗練されたデザイン
Jimdo無料〜0〜2,460円AI自動作成機能あり

メリット

  • 大幅なコスト削減
  • 自分で更新・修正できる
  • スピーディーに公開可能

デメリット

  • デザインの自由度に限界
  • 複雑な機能は実装困難
  • 学習コストがかかる
  • SEO対策に限界がある場合も

見積もりの見方

見積書の基本項目

制作会社からの見積書には、以下の項目が含まれます。

項目内容確認ポイント
ディレクション費要件定義、進行管理全体の10〜20%が目安
デザイン費ビジュアルデザイン作成ページ数×単価で計算されることが多い
コーディング費HTML/CSS実装レスポンシブ対応の有無
システム開発費CMS、機能開発機能ごとの内訳を確認
コンテンツ制作費原稿、写真、動画自社で用意する場合は不要
テスト・公開費動作確認、公開作業ブラウザテストの範囲
運用・保守費公開後のサポート月額費用の内容を確認

見積もり比較のポイント

複数社から見積もりを取る際のチェックポイントです。

比較表テンプレート

項目A社B社C社
総額
ページ数
デザイン案数
修正回数上限
CMS有無
スマホ対応
納期
運用費(月額)
担当者の印象
実績

要注意の見積もり

  • 内訳がない「一式」表記
  • 修正費用が別途請求
  • 著作権の扱いが不明
  • 月額費用の詳細が不明
  • 解約時の条件が不明

追加費用が発生しやすいケース

ケース追加費用目安
デザイン修正が多い1回5,000〜30,000円
ページ追加1ページ1〜5万円
機能追加機能による
納期短縮10〜50%増し
素材(写真・イラスト)購入数千〜数万円
ドメイン・サーバー代行月額1,000〜5,000円

予算を抑えるコツ

1. 目的を明確にする

何のためのホームページか、目的を絞ることで不要な機能・ページを削減できます。

目的別の優先項目

目的優先すべき項目削減できる項目
名刺代わり会社概要、連絡先ブログ、高度なデザイン
集客SEO対策、LP、導線設計社内向けコンテンツ
採用社員紹介、会社の魅力事業詳細
EC商品ページ、決済機能会社情報の充実

2. 素材を自社で用意する

写真、原稿、ロゴなどを自社で用意すれば、コンテンツ制作費を削減できます。

自社で用意できるもの

  • 会社・スタッフの写真(スマホでも可)
  • 原稿(会社概要、サービス説明)
  • ロゴデータ
  • 商品写真

用意する際の注意点

  • 写真は明るく、高解像度で
  • 原稿は誤字脱字をチェック
  • ロゴはベクターデータ(AI、SVG)が望ましい

3. テンプレートを活用する

完全オリジナルではなく、テンプレートベースで制作することでデザイン費を削減できます。

削減効果の目安

  • オリジナルデザイン: 50万円
  • テンプレートカスタマイズ: 20万円
  • 削減額: 30万円

4. 機能を最小限に絞る

「あったらいいな」ではなく「なければ困る」機能に絞りましょう。

優先度の考え方

優先度機能例
必須お問い合わせフォーム、基本ページ
ブログ更新機能、レスポンシブ対応
SNS連携、Googleマップ
低(後から追加可)予約システム、会員機能

5. 補助金を活用する

IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金を活用すれば、費用の1/2〜2/3が補助されます。

補助金補助率上限額
IT導入補助金1/2〜3/4〜450万円
小規模事業者持続化補助金2/350〜200万円

運用・保守費用

ホームページは公開後も継続的な費用がかかります。

必須の維持費

項目費用目安(年額)内容
ドメイン1,000〜5,000円〇〇.comなどのアドレス
サーバー3,000〜50,000円ホームページを置く場所
SSL証明書0〜20,000円https化(無料のものも多い)

オプションの運用費

項目費用目安(月額)内容
保守・サポート5,000〜30,000円軽微な修正、問い合わせ対応
コンテンツ更新10,000〜50,000円ブログ更新、ページ追加
セキュリティ対策5,000〜20,000円アップデート、監視
アクセス解析・改善20,000〜100,000円レポート作成、改善提案
広告運用広告費+運用費リスティング、SNS広告

保守契約の確認ポイント

確認項目内容
対応範囲何がどこまで含まれるか
対応時間営業時間内のみか、24時間か
対応速度問い合わせから何時間以内に対応か
修正回数月何回まで無料か
解約条件いつでも解約可能か

失敗しないための注意点

よくある失敗パターン

失敗原因対策
予算オーバー要件の膨張、追加発注最初に要件を明確化
納期遅延素材準備の遅れ、修正の繰り返しスケジュールを共有
イメージと違う打ち合わせ不足参考サイトを具体的に伝える
更新できない操作方法がわからないマニュアル・レクチャーを依頼
集客できないSEO対策不足集客目的なら対策を含める

契約前に確認すべきこと

契約前の確認チェックリスト:

  • 著作権は自社に帰属するか
  • ソースコードの引き渡しはあるか
  • 他社への乗り換えは可能か
  • キャンセル時の費用は
  • 追加費用が発生する条件は
  • 月額費用の詳細内訳は
  • 解約時のデータ引き渡しは

まとめ

ホームページ制作費用の目安をまとめます。

サイト種類別相場

サイト種類費用相場
コーポレートサイト(小規模)30〜80万円
コーポレートサイト(中規模)80〜200万円
ECサイト(ASP利用)10〜50万円
ECサイト(オープンソース)100〜300万円
ランディングページ5〜80万円
採用サイト30〜300万円
オウンドメディア30〜200万円

依頼先別相場

依頼先費用相場
制作会社50〜500万円以上
フリーランス10〜100万円
ノーコードツール(自作)0〜数万円

予算を決める際のポイント

  1. 目的を明確にし、必要な機能を絞る
  2. 複数社から見積もりを取り、比較する
  3. 運用・保守費用も含めて検討する
  4. 補助金の活用を検討する
  5. 安さだけでなく、品質・サポート体制も重視する

適切な予算配分で、ビジネスに貢献するホームページを作りましょう。


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