「ホームページを作りたいけど、WordPressとWixやSTUDIOどっちがいい?」「ノーコードツールで十分?それともWordPress?」
ホームページ制作の選択肢が増え、どのツールを選ぶべきか迷う方が多くなっています。
本記事では、WordPressとノーコードツールを様々な観点から比較し、あなたに最適な選択ができるよう解説します。
WordPressとノーコードツールの基本
WordPressとは
WordPress(ワードプレス)は、世界シェアNo.1のCMS(コンテンツ管理システム)です。
特徴:
- オープンソース(無料)
- カスタマイズ性が高い
- プラグインで機能拡張可能
- 世界のWebサイトの約43%で使用
- SEOに強い
必要なもの:
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- 基本的なWeb知識
ノーコードツールとは
プログラミング知識なしでWebサイトを作成できるサービスの総称です。
代表的なツール:
- Wix(ウィックス)
- STUDIO(スタジオ)
- ペライチ
- Jimdo(ジンドゥー)
- Squarespace
特徴:
- ドラッグ&ドロップで操作
- サーバー・ドメインの管理が不要
- テンプレートが豊富
- 月額制のサービスが多い
詳細比較
1. 初期費用・ランニングコスト
| 項目 | WordPress | ノーコードツール |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円(ソフト自体) | 0円〜 |
| サーバー代 | 月500〜3,000円 | 月額に含む |
| ドメイン代 | 年1,000〜3,000円 | 無料〜月額に含む |
| テーマ代 | 0〜20,000円 | 月額に含む |
| 月額合計 | 約1,000〜5,000円 | 約0〜5,000円 |
ノーコードツールの料金例:
| ツール | 無料プラン | 有料プラン |
|---|---|---|
| Wix | あり(広告表示) | 月900円〜 |
| STUDIO | あり(制限あり) | 月980円〜 |
| ペライチ | 1ページのみ | 月1,465円〜 |
| Jimdo | あり(広告表示) | 月990円〜 |
2. 操作の難易度
WordPress:
- 管理画面の操作を覚える必要あり
- プラグインの知識が必要
- カスタマイズにはHTML/CSSの知識があると便利
- 学習コスト:中〜高
ノーコードツール:
- 直感的な操作が可能
- テンプレートを選んで編集するだけ
- 専門知識は基本的に不要
- 学習コスト:低
3. デザインの自由度
WordPress:
- テーマで基本デザインを設定
- CSSで細部までカスタマイズ可能
- 完全オリジナルデザインも作成可能
- 自由度:非常に高い
ノーコードツール:
- テンプレートベースのデザイン
- 用意された範囲内でのカスタマイズ
- ツールによって自由度に差がある
- 自由度:中(STUDIOは比較的高い)
4. 機能拡張性
WordPress:
- 60,000以上のプラグイン
- EC機能(WooCommerce)
- 予約システム
- 会員サイト
- マルチサイト
- ほぼ何でも実現可能
ノーコードツール:
- ツールが用意した機能のみ
- 外部サービスとの連携は限定的
- 高度なカスタマイズは困難
- シンプルなサイト向け
5. SEO対策
WordPress:
- SEOプラグインが豊富(Yoast、All in One SEO)
- サイト構造を自由に設計可能
- 表示速度の最適化が可能
- 内部SEO対策がしやすい
- SEO評価:非常に高い
ノーコードツール:
- 基本的なSEO機能は搭載
- 細かい設定に制限あり
- サイト構造はツール依存
- 表示速度はツール次第
- SEO評価:中
6. セキュリティ
WordPress:
- 自己責任での管理
- 定期的なアップデートが必要
- プラグインの脆弱性に注意
- セキュリティプラグインで強化可能
ノーコードツール:
- 運営会社が管理
- ユーザー側の負担は少ない
- セキュリティアップデートは自動
- ただし、プラットフォームに依存
7. 運用・保守
WordPress:
- 本体・テーマ・プラグインの更新
- バックアップは自分で設定
- トラブル時は自己解決または外注
- サーバー管理も必要
ノーコードツール:
- 運営会社が保守
- アップデートは自動
- サポートに問い合わせ可能
- 運用負担は少ない
目的別おすすめ選択
コーポレートサイト(企業HP)
小規模(10ページ以下):
- おすすめ:ノーコード(STUDIO、Wix)
- 理由:運用が楽、コストパフォーマンスが良い
中〜大規模:
- おすすめ:WordPress
- 理由:拡張性、SEO、長期運用に有利
ブログ・オウンドメディア
おすすめ:WordPress
理由:
- 記事管理機能が充実
- SEOプラグインで最適化
- 大量の記事に対応可能
- カテゴリ・タグ管理が柔軟
LP(ランディングページ)
おすすめ:ノーコード(ペライチ、STUDIO)
理由:
- 1ページで完結
- デザインテンプレートが豊富
- スピード重視で作成可能
- A/Bテストも可能(ツールによる)
ECサイト
小規模(商品数少):
- おすすめ:Shopify、STORES
- 理由:EC専用で機能が充実
中〜大規模:
- おすすめ:WordPress + WooCommerce
- 理由:カスタマイズ性、拡張性
ポートフォリオサイト
おすすめ:ノーコード(STUDIO、Wix、Squarespace)
理由:
- デザイン性の高いテンプレート
- 画像・動画の見せ方が美しい
- 更新頻度が低くても問題なし
各ノーコードツールの特徴
Wix
特徴:
- テンプレート800種以上
- ADI(AIによる自動作成)機能
- アプリマーケットで機能追加
- 世界的に普及
向いている人:
- 初めてサイトを作る方
- デザインにこだわりたい方
STUDIO
特徴:
- 日本製ツール
- デザインの自由度が高い
- アニメーション機能が充実
- CMS機能あり
向いている人:
- デザイン重視の方
- 日本語サポートを重視する方
ペライチ
特徴:
- 日本製ツール
- 1ページ作成に特化
- 決済機能あり
- サポートが手厚い
向いている人:
- LPを作りたい方
- シンプルなサイトで十分な方
Jimdo
特徴:
- AIビルダー機能
- シンプルな操作性
- 多言語対応
- 長い運営実績
向いている人:
- とにかく簡単に作りたい方
- 多言語サイトが必要な方
移行時の注意点
ノーコード → WordPress
課題:
- デザインの再構築が必要
- URL構造が変わる可能性
- リダイレクト設定が必要
移行のポイント:
- 旧URLから新URLへの301リダイレクト
- Google Search Consoleでの設定
- 画像・テキストの移行
WordPress → ノーコード
課題:
- 機能の制限を受ける可能性
- プラグインで実現していた機能の代替
- 大量のコンテンツ移行
検討すべきこと:
- 本当にノーコードで実現可能か
- 長期的なコスト比較
- 将来の拡張計画
制作会社に依頼する場合
WordPress制作の相場
| 規模 | 費用相場 |
|---|---|
| 小規模(5ページ程度) | 20〜50万円 |
| 中規模(10〜20ページ) | 50〜100万円 |
| 大規模(カスタム機能あり) | 100〜300万円以上 |
ノーコード制作の相場
| 規模 | 費用相場 |
|---|---|
| LP(1ページ) | 5〜20万円 |
| 小規模サイト | 10〜30万円 |
| 中規模サイト | 30〜80万円 |
依頼時のポイント
確認すべきこと:
- 運用・保守のサポート内容
- 修正・更新の費用
- 納品後の所有権
- 他社への乗り換え時の対応
よくある質問
Q. 完全に無料でホームページは作れますか?
A. 可能ですが制限があります。
- Wix、Jimdo:無料プランあり(広告表示、独自ドメイン不可)
- WordPress:ソフトは無料だがサーバー・ドメイン代が必要
ビジネス用途では有料プランまたはWordPressを推奨します。
Q. WordPressは難しいですか?
A. 基本的な操作は1〜2週間で覚えられます。ただし、カスタマイズやトラブル対応にはある程度の知識が必要です。制作会社に依頼し、更新作業だけ自社で行う方法もあります。
Q. ノーコードツールからWordPressに移行できますか?
A. 可能ですが、デザインの再構築が必要です。コンテンツ(テキスト・画像)は移行できますが、完全に同じ見た目を再現するには手間がかかります。
Q. SEOに強いのはどちらですか?
A. 適切に設定すればどちらも上位表示は可能です。ただし、細かいチューニングや大規模サイトのSEOはWordPressが有利です。
まとめ
WordPressがおすすめの場合:
- SEOを重視したブログ・メディアサイト
- 機能拡張が必要なサイト
- 長期運用を前提としたサイト
- オリジナルデザインにこだわりたい
ノーコードがおすすめの場合:
- 小規模なコーポレートサイト
- LP(ランディングページ)
- 運用の手間を減らしたい
- 短期間で公開したい
選択のポイント:
-
目的を明確に
- 何のためのサイトか
- どんな機能が必要か
-
運用体制を考慮
- 誰が更新するか
- どれくらいの頻度か
-
予算とのバランス
- 初期費用とランニングコスト
- 外注費用も含めて検討
-
将来の拡張性
- 事業の成長に合わせられるか
- 移行の可能性も考慮
どちらが正解ということはなく、目的と状況に合わせた選択が重要です。
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※本記事の情報は2025年1月時点のものです。各ツールの機能や料金は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
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