「X(Twitter)広告を始めたいけど、何から手をつければいい?」「費用はどれくらいかかる?」「効果的な運用方法は?」
X(旧Twitter)は、国内月間アクティブユーザー数6,700万人以上を誇るSNSプラットフォームです。リアルタイム性と拡散力を活かした広告配信で、認知拡大やエンゲージメント獲得に効果を発揮します。
本記事では、X広告の基本から運用のコツまで詳しく解説します。
X(Twitter)広告とは
概要と特徴
X広告は、Xのタイムラインや検索結果に表示される広告サービスです。
主な特徴:
- リアルタイム性が高い
- 拡散力(リポスト)がある
- 若年層〜ビジネス層まで幅広いユーザー
- 話題性のあるコンテンツと相性が良い
- 少額から始められる
他のSNS広告との違い
| 項目 | X広告 | Instagram広告 | Facebook広告 |
|---|---|---|---|
| 主なユーザー層 | 20〜40代 | 20〜30代女性中心 | 30〜50代 |
| 強み | 拡散力・リアルタイム性 | ビジュアル訴求 | 詳細なターゲティング |
| コンテンツ | テキスト中心 | 写真・動画 | 多様 |
| エンゲージメント | リポスト・引用 | いいね・保存 | シェア・コメント |
X広告の種類
プロモ広告
概要: 通常のポストと同じ形式でタイムラインに表示される広告。
特徴:
- 最も一般的な広告形式
- テキスト、画像、動画に対応
- リポストやいいねが可能
- 「プロモーション」ラベルが表示
活用シーン:
- 新商品・サービスの告知
- キャンペーン情報の拡散
- ウェブサイトへの誘導
フォロワー獲得広告
概要: アカウントのフォロワーを増やすための広告。
特徴:
- 「おすすめユーザー」欄に表示
- フォローボタンが表示
- ターゲットに関連性の高いユーザーに配信
活用シーン:
- ブランドアカウントの立ち上げ
- ファンベースの拡大
- 継続的な情報発信の基盤作り
Xプレミアム(旧Twitter Blue)連携
概要: Xプレミアム加入者向けの広告機能。
特徴:
- 長文ポストの広告配信
- 動画の優先表示
- 認証バッジによる信頼性向上
トレンドテイクオーバー
概要: 「話題を検索」タブの最上部に表示される広告。
特徴:
- 24時間独占表示
- 大規模なリーチ
- ハッシュタグと連動
- 高額(数百万円〜)
活用シーン:
- 新商品ローンチ
- 大型キャンペーン
- イベント告知
費用と課金方式
課金方式
1. インプレッション課金(CPM)
- 1,000回表示あたりの費用
- 認知拡大向け
- 相場:200〜600円/1,000imp
2. エンゲージメント課金(CPE)
- いいね、リポスト、クリックごとに課金
- 相場:40〜100円/エンゲージメント
3. クリック課金(CPC)
- リンククリックごとに課金
- ウェブサイト誘導向け
- 相場:50〜200円/クリック
4. フォロー課金(CPF)
- フォロー獲得ごとに課金
- 相場:100〜300円/フォロワー
5. 動画視聴課金(CPV)
- 動画再生ごとに課金
- 相場:5〜20円/視聴
予算設定
最低予算:
- 日予算:設定なし(1円から可能)
- 推奨:1日1,000円〜
予算の目安:
| 目的 | 月額予算目安 |
|---|---|
| テスト運用 | 3〜5万円 |
| 本格運用 | 10〜30万円 |
| 大規模展開 | 50万円〜 |
広告の出し方
Step 1: 広告アカウントの作成
- X(Twitter)にログイン
- ads.twitter.com にアクセス
- 国と時間帯を設定
- 支払い情報を登録
Step 2: キャンペーンの作成
キャンペーン目的の選択:
- リーチ:認知拡大
- エンゲージメント:いいね、リポスト獲得
- フォロワー:フォロワー増加
- ウェブサイトトラフィック:サイト誘導
- アプリインストール:アプリDL促進
- 動画再生数:動画視聴
Step 3: 広告グループの設定
設定項目:
- 予算と入札
- 配信期間
- ターゲティング
- プレースメント(配信面)
Step 4: ターゲティング設定
利用可能なターゲティング:
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 国、都道府県、市区町村 |
| 言語 | 日本語、英語など |
| 年齢 | 13歳以上を年代別に |
| 性別 | 男性、女性、すべて |
| デバイス | iOS、Android、PC |
| 興味関心 | 25カテゴリ、350以上のトピック |
| キーワード | 特定のキーワードを含むユーザー |
| フォロワー類似 | 特定アカウントのフォロワーに類似 |
| カスタムオーディエンス | 自社リスト、ウェブサイト訪問者 |
Step 5: クリエイティブの作成
効果的なクリエイティブのポイント:
- 冒頭で興味を引く
- 明確なCTA(行動喚起)
- 画像・動画を活用
- ハッシュタグは1〜2個
テキストの文字数:
- 推奨:80〜100文字
- 最大:280文字
画像サイズ:
- 推奨:1200×675px(16:9)
- 最小:600×335px
動画仕様:
- 長さ:15秒以内推奨
- 形式:MP4、MOV
- サイズ:最大1GB
効果的な運用のコツ
ターゲティングの最適化
ポイント:
- 最初は広めに設定し、徐々に絞る
- フォロワー類似ターゲティングが効果的
- キーワードターゲティングで話題に乗る
避けるべきこと:
- ターゲットの絞りすぎ
- 複数条件のAND設定による配信量減少
クリエイティブの改善
A/Bテストの実施:
- テキスト違い
- 画像違い
- CTA違い
- ターゲット違い
反応の良いクリエイティブの特徴:
- 質問形式で始める
- 数字を含む
- 絵文字を適度に使用
- ユーザーメリットを明確に
配信タイミング
効果的な時間帯:
- 平日:7〜9時、12〜13時、20〜23時
- 週末:10〜12時、20〜23時
曜日別の特徴:
- 月曜:仕事モードで反応しにくい
- 金曜:週末前で購買意欲が高まる
- 土日:エンタメ系コンテンツが好調
予算の最適化
推奨アプローチ:
- 少額でテスト(1日1,000〜3,000円)
- 効果の高い広告に予算集中
- 効果の低い広告は停止
- 徐々に予算を拡大
効果測定
主要な指標
認知系:
- インプレッション数
- リーチ数
- 動画再生数
エンゲージメント系:
- エンゲージメント率
- いいね数
- リポスト数
- 返信数
コンバージョン系:
- クリック数
- クリック率(CTR)
- コンバージョン数
- CPA(顧客獲得単価)
分析ダッシュボード
X広告マネージャーで確認できる項目:
- キャンペーン別パフォーマンス
- 広告グループ別パフォーマンス
- オーディエンス分析
- プレースメント別分析
改善サイクル
PDCAの回し方:
- 週次でパフォーマンスを確認
- 効果の高い・低い広告を特定
- 仮説を立てて改善
- 新しいクリエイティブをテスト
注意点
広告ポリシー
禁止されているコンテンツ:
- 虚偽・誤解を招く内容
- 成人向けコンテンツ
- 違法な商品・サービス
- 差別的な内容
- 政治広告(一部制限)
アカウント凍結のリスク
避けるべき行為:
- スパム的な大量投稿
- フォロー/アンフォローの繰り返し
- 著作権侵害コンテンツ
- 同一内容の重複投稿
炎上対策
予防策:
- 投稿前のダブルチェック
- センシティブな話題を避ける
- 誤解を招く表現に注意
- 返信・引用の監視
よくある質問
Q. 個人でも広告を出せますか?
A. はい、個人でも広告アカウントを作成して出稿できます。クレジットカードがあれば始められます。
Q. 最低いくらから始められますか?
A. 最低予算の制限はありませんが、効果を測定するには1日1,000円以上、月3万円程度を推奨します。
Q. 効果が出るまでどれくらいかかりますか?
A. 早ければ数日で反応が見えますが、最適化には2〜4週間程度かかります。まずは1ヶ月を目安に運用してみてください。
Q. 代理店に依頼すべきですか?
A. 月予算50万円以上、または社内にリソースがない場合は代理店への依頼を検討してください。少額の場合は自社運用でも十分です。
まとめ
X広告は、拡散力とリアルタイム性を活かしたマーケティングに効果的です。
成功のポイント:
-
目的を明確にする
- 認知拡大か、フォロワー獲得か、サイト誘導か
- 目的に合った課金方式を選択
-
ターゲティングを最適化
- フォロワー類似が効果的
- 絞りすぎに注意
-
クリエイティブを磨く
- 冒頭で興味を引く
- A/Bテストで改善
-
継続的に改善
- 週次でパフォーマンス確認
- PDCAを回す
まずは少額からテストを始めて、自社に合った運用方法を見つけてください。
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※本記事の情報は2025年1月時点のものです。X(Twitter)の広告仕様や料金は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。