「良い人材を待っていても来ない」「攻めの採用をしたい」
ダイレクトリクルーティングとは、企業が候補者に直接アプローチする採用手法。従来の「待ち」の採用から「攻め」の採用へシフトできます。
本記事では、ダイレクトリクルーティングの始め方と成功のコツを解説します。
ダイレクトリクルーティングとは
概要
企業が自ら候補者を探し、スカウトメールを送って採用する手法。
特徴:
- 企業主導の採用
- 転職潜在層へのアプローチ
- ピンポイントでのターゲティング
- 成功報酬型が多い
メリット・デメリット
メリット:
- 求めるスキル・経験を持つ人材に直接アプローチ
- 転職を考えていない層にも届く
- 採用コストを抑えられる(成功報酬型)
- 採用ブランディングにもなる
デメリット:
- 工数がかかる
- スカウト文の質が問われる
- 返信率は5〜10%程度
- 競合他社と競争
主要サービス比較
| サービス | 特徴 | 料金体系 | 向いている職種 |
|---|---|---|---|
| ビズリーチ | ハイクラス特化 | 成功報酬 | 管理職、専門職 |
| Wantedly | カルチャー重視 | 月額 | エンジニア、若手 |
| Green | IT/Web特化 | 成功報酬 | エンジニア |
| グローバル | 月額 | 外資、英語人材 | |
| LAPRAS | エンジニア特化 | 月額 | エンジニア |
| Findy | エンジニア特化 | 成功報酬 | エンジニア |
選び方のポイント
- ターゲット人材が登録しているか
- 料金体系(月額 vs 成功報酬)
- スカウト送信数の制限
- 検索機能の充実度
スカウトメールの書き方
基本構成
1. 件名(開封を促す)
2. 挨拶・自己紹介
3. なぜあなたに送ったか(パーソナライズ)
4. 会社・ポジションの魅力
5. 具体的な提案
6. 次のアクション
良いスカウト文の例
【件名】
〇〇様のプロダクト開発経験に関心を持ちご連絡しました
【本文】
〇〇様
はじめまして。株式会社△△の採用担当□□と申します。
〇〇様のLinkedInプロフィールを拝見し、
特に××プロジェクトでのご経験に強く惹かれ、
ご連絡させていただきました。
当社は「〜」をミッションに、
現在〇〇事業を展開しております。
直近では前年比200%の成長を遂げ、
さらなる拡大に向けて開発体制の強化を進めています。
〇〇様のプロダクト開発のご経験を、
当社の新規事業立ち上げで活かしていただけないかと
考えております。
まずは30分程度、カジュアルにお話しできればと思います。
ご都合のよい日程をいくつかお知らせいただけますでしょうか。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
株式会社△△ □□
NGなスカウト文
❌ テンプレートそのまま
❌ 「〇〇様」の名前だけ変えたもの
❌ 会社の自慢ばかり
❌ 情報が少なすぎる
❌ 長すぎる(スクロールしないと読めない)
❌ 次のアクションが不明確
返信率を高めるコツ
1. パーソナライズ
具体的に言及:
- 経歴の特定のポイント
- 実績・成果
- 発信しているコンテンツ
- 共通点
2. 件名の工夫
効果的な件名:
✅ 〇〇様の△△のご経験に関心を持ちご連絡しました
✅ 【カジュアル面談のご案内】〇〇ポジションについて
✅ 〇〇様と一度お話しさせていただきたく
避けるべき件名:
❌ 採用のご案内
❌ 弊社の求人情報です
❌ スカウトメール
3. タイミング
反応が良い時間帯:
- 平日の朝(8-9時)
- 昼休み(12-13時)
- 夜(20-22時)
4. フォローアップ
返信がない場合:
- 1週間後に再送
- 切り口を変えて
- 最大2回まで
運用のポイント
PDCAサイクル
Plan: ターゲット設定、スカウト文作成
Do: スカウト送信
Check: 開封率、返信率の測定
Act: 改善点の特定、文面修正
KPI管理
| 指標 | 目安 |
|---|---|
| 開封率 | 50%以上 |
| 返信率 | 5-10% |
| 面談設定率 | 返信の70% |
| 内定承諾率 | 面談の10-20% |
チーム体制
役割分担:
- ターゲット選定: 現場マネージャー
- スカウト送信: 人事・採用担当
- 面談対応: 現場+人事
- クロージング: 現場マネージャー+人事
まとめ
ダイレクトリクルーティングは、攻めの採用を実現する手法です。
成功のポイント:
- ターゲットを明確に - 誰にアプローチするか
- パーソナライズ - テンプレートは×
- 魅力を伝える - 会社・ポジションの価値
- 継続的に改善 - 数字を見て修正
- スピード対応 - 返信があったら即レス
「待ち」から「攻め」の採用へ。ダイレクトリクルーティングを活用しましょう。
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※本記事の情報は2026年1月時点のものです。